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鳥居が神のいませる世界はここから始まりますと教示してくれる。その儀式たるや簡素、清淨、象徴性に満ちたものである。川面に歩を進めると、川底の小石さえ数まえられる清らかさがある。恐ろしい面貌であろうと、単純で純白な魂がそこにはあるのだ。青い空と白い雲を背景に佇立する朱の鳥居を見るにつけ日本の美とはこういうものかと思い知るのだ。