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誰にでも若い頃の書き物の断片の一つや二つあるだろう。ノートの韋編を紐解くと、倉卒につけた若い筆跡を認めて、その時代のいろいろなことが思い出される。そこには生きた証がある。悩み、苦しみ、ときに涙したインクの染みが変色して黒ずんでいる。あの頃も必死に生きていた。これからも生きて行こう。この先永遠に。