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とかく狷介な性格、緋縅を身に纏っていたときはとっくの昔に過ぎ去ったのに、未だにプライドだけは高い年代が街を闊歩し、そのうちの一人が私だ。外側から瞥見しても過去のことは知れない。きっとその人だけの頑迷な思想がこの年までの柱になっていたに違いない。どんな思想がそこにあったのか知りたい。