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朝の暑気が懲りずまに部屋を犯すころだ。物憂い空気に喝を入れるようなパタパタというジョギングの歩を進める音が過ぎる。かたや空気を切り裂きながら進む人、ゆるゆると小説をあてどもなくパラパラと捲る人。それぞれパタパタ、パラパラ朝の時間を過ごしている。