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話を聞く側はしばしば大きな苦労を強いられる。というのは、相手の言うことが不満か自慢かの分別を聞く側ができないまま話の洪水に曝されるからである。そして悪いことに、話が飛ぶ。分別しようとしていた苦労が水の泡だ。第2の話題に追いつこうとする。その時点ですでに遅れをとっているので大慌てで復旧運転モードに切り替えなければならず、それがまた疲れを加速させる。どうやったら話に寄り添うことができるのだろうか。