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鞄のなかを探してもなかなかそのものが見つからないことがある。入れたはずなのに見つからない。心が急きますます探しものは奥へ奥へとその存在を隠す。それは秘め事のように自分でも見つかることを避けるようでもある。目に映るものは見慣れたものばかりだ。存在を消し去るものはいったいなにか。