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人がみな幸せに見える、と人は言う。街ゆくひとの表情はどこまでも明るく、親子は手を繋いで歩いている。そんな姿を見て、不幸なのは自分だけではないかと感じるものだ。葛藤のない人などいない。きっと街に出ることで相手の笑顔を自分に転写しているのではないか。