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朝の霞が森の木々の連なりを幽玄に見せる。自然は色々な道具でモノを厳しくも優しくも見せ、ときには神のような姿にさえ変貌させる。見ている人間がそう意味づけている。心象を景色になぞらえているのだ。人から言われた言葉もこちらの受け取り方次第だ。言葉を選んだつもりでも誤解が生じる。言葉という無意識の難しさがここにある。