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素っ気ない対応の店がある。店内で、いらっしゃいませも言わず、目も合わせず、放ったらかしである。ところが一旦品物の質問をすると詳しいことこの上もないといった風情でまくしたてる。聞いていて心地よい。質問を止めると再び放ったらかしに早変わりだ。それに比べて都会の店はどうか。田舎者にもVIP扱いだ。客はそんな挨拶にいちいち反応していない。反応するから疲れるのだと知った。放ったらかしが懐かしい。