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昼かと思うと天上に星が煌めき、下弦の月がかかっている。夜かと思うと空中を遊行する天女たちのまばたき一つしないかんばせが見えたりもする。昼も夜もなく、現実と空想の境界もない世界が絵画の世界にはある。とするならば、私たちはいったいどの世界に生きているのだろうか。