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所作の見本になるのが作法だ。葬儀などでそれが見られる。不承不承にお辞儀する若者たちとは対照的に、年長者の作法の仕方を見ると、不吉をみるみる浄めて、不慮の出来事を大きな光明の空に融かし込んでくれるように感じる。作法というあとに残らない所作は人の心に残るような気がする。