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折花攀柳の地と呼ばれる土地に生まれても、その界隈は通っただけだ。どこからか三味線の爪弾きが聞こえ、キレイなお姉さんとすれ違うことがあったくらいだ。いまではその余韻もなく、人形の街よりも文房具の街に変わっている。三味線の音色も聞かなくなって久しい。