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どんな組織にも一人や二人はいる。その人は何も語らず、動ぜす、表情にも出さない人がいる。彼は密かに自分の将来を北叟笑んでおり、上から睥睨し、冷ややかな目で観、ちょっと斜めから人を観るしぐさはドラマの中の嫌われ役そっくりである。どう付き合えばよいのか。そっとしておけばよい。彼は、おとなしいし、自分のなかで充足しており、自らの世界が構築されているのである。