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誰にでも言えない話の一つや二つあるものだ。楽しく会話している最中に、突然口を噤みたくなることがある。それを語ることで嘲笑されることを知っているからだ。あるいは、こんな話で相手に不快な思いをさせまいとする抑圧がはたらいていることを意味する。よって心の中に語りたくて仕方ないほどの訴えがたまっているのだ。