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煌煌たる月が中天にかかって、その影が家家の鋭角的な角を際立たせている。月の青白さと身を切る寒さが歳の暮れが迫っていることを一段と感じさせてくれる。1年何をしてきたのか。感動はあったのか。し残したことばかり身の回りに散乱している。月影は部屋の中にまで差し込んできてそれを見逃してはくれない。