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神社の細縄には正しい間隔を置いた幣が幽かに揺れている。白さが際立っている。新年を迎えた実感はこんなところに見てとれるのかもしれない。清淨たる気が神社の社殿のなかに満ち、白地に紫の文様の帷の奥で頭を垂れた人々の頭上を、神主が榊のみどりにふさふさと垂れた幣を左右左に振った。鈴の音が神々しい音色を響かせている。新たな道を歩もう。