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友と会った。久し振りの邂逅である。見た目に渝ったところはない。友を見る目は自分を見る友の目だとすれば、こちらも昔通りなのだろう。他愛もない話が深更にまで及ぶ。なぜなのだろう。夜9時を過ぎてからの時計の針の進み方が早い。きっとまたこの店の片隅で合おう。そう約束して別れた。