« 三寒四温 | トップページ | 五感 »
人のなかには、自らを飾らない人がいる。ネクタイはいつも曲がっていて、ワイシャツには食べこぼしのシミがあったりしてどこかちぐはぐなところがある。こういうひとにかぎって辺幅を飾らないせいか、相手が心を許してしまうのである。近づいてくる人が、その人のなかに自分を見てほっとしているからかもしれない。