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張平山の描いた「仙家友会」という絵がある。車座の仙人たちが中央に目を注いでいる。注いだ先にあるものは見えない。骨董を見ているらしいことは、画面右隅に耳つきの壺が置かれていることで知られる。全員が押し黙っている。感嘆の声をあげるでもなく、疑惑の目を向けるでもなく、皆が一様に中央のものを受け入れている。言葉がなくても納得しあえている。「友会」とはこれを言うのであろう。