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ある小説の一節に、一つの墓標を中心に何千という兵隊が集合しているセピア色の写真を描写した箇所がある。2ページにわたる文から想像がはたらき、背景の山々までが眼前に蘇るように感じられた。ところが、この写真を目にする機会があった。ほんの数秒で納得してしまった。写真は雄弁に語る。その一方でまた、文章から沸き上がる想像の翼もまた魅力溢れるものがある気がした。