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スーパーの駐車場で、隣に停めてきた車の運転手が私に聞く。「この近くにガソリンスタンドはありませんか?」と。どうしたのかと尋ねると、燃料計のメモリが半分を切ってしまったと蒼白な顔で訴える。この人に向かって、大丈夫ですよと言うことは何の役にも立たない。ただ、ガソリンスタンドを教えれば良いのだ。その人にはその人だけのトラウマがある。我々にも自分では気づかないうちに、顔面蒼白になっていることがあるかもしれない、いや、あるのだ。