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「忘れっぽいのです」と言う人に限って、昔のことを覚えていたりする。それは、傷付けられたことは、木に刻みつけられた傷のように拭い去ることができないでいるからである。人が聞いたら、そんなこと、と思うことも、本人にとっては重大問題である。どうすれば心の傷は癒えるのか。それは繰り返し語ることである。それも情動をともないながら語ることである。情動とは、泣く、笑う、叫ぶ、怒るの四つである。今の時代はこの四つの放出がしにくい世の中になりつつある。