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「私の子どもは入学試験に受かるでしょうか」と人から問われたら、「もちろん受かりますよ」と答えるだろう。その言葉を相手が言ってほしいからである。反対に、「私は試験官ではないからわかりません」とは言わないはずである。人はことの真偽を尋ねているのではない。この世には真も偽も存在しないのである。あるのは、相手の言葉だけなのである。