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赤ちゃんが出されたハンカチを掴む。手を伸ばすことをいつしか学んでいる。それが心地よいものなら掴んで放すことはない。ときに下に落とす。母がそれを拾って渡す。赤ちゃんが再び掴む。自分の行動が母を動かすことを学んでいる。繰り返し行動のせいで快を味わえるのだ。自分は母を動かせる、他人を動かし、世界を動かせるという実感。私には力がある、これを有力感というのだ。